[ミハメモ]お茶漬けラーメン [めし]
目撃ネタもこのまま続けると、すぐにネタ切れするので、ちょっと休憩。
5年以上前ですが、職場の先輩に「蒲田に面白いラーメンがあるから食べに行こう」と
連れて行かれました。
それは、「お茶漬けラーメン」。
日清も、その昔同じ名前でインスタントラーメンを出していましたが、
それとは違います。
人から聞いたのか、何かで読んだのかはわかりませんが、
まったく不確かな情報で、京浜東北線 蒲田の地に降り立ったのでした。
彼は、物怖じしない性格で、すでにほとんどの店の明かりが消えている
商店街を歩いているおじいさんや、お姉さんに
「お茶漬けラーメンの店って知ってますか?」と
まるで、「ぶらり途中下車の旅」のレポーターのように、
妙にフレンドリーにジモティに話しかけていました。
何件かラーメン屋をのぞいた後、とうとう一軒の小さなラーメン屋を見つけました。
その店に、我々の他に客がいなかったことが、その後の展開を予想させるのに
十分なヒントを与えてくれました。
カウンターの中の店員(パンチパーマ)は、オーダーを受けると、
麺をなべに放り込んだ後、スープにある小袋の中身をぶちまけ始めました。
そう、それはあの「黄・黒・緑・赤」のボーダーラインの入った小袋
まさに永谷園のお茶漬け(24g)でした。
出来上がったものには、当然あの小さい円筒形のあられみたいなものや、
のりが入っていて、薄味のお茶漬けスープと太麺という、
不釣合いな組み合わせを、男二人、カウンターで無言ですするという
結末を迎えました。
その後は、よく覚えていないのですが、駅前の居酒屋で
ちゃんと食事をして帰ったと思われます。
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