[ミハメモ]浅田彰@ホテル [スタア]
日時:10年くらい前
場所:某ホテル
社会人開始時代の私は、なぜか近代文学と現代思想にはまっており、それ関係の入門本(←ここがミソ)を読み漁っていました。
心の中で15%ぐらい、「将来は思想家になるのだ」と思っていました。(バカだな)
自分だけ、10年遅れのニューアカデミズムブームが来ていたわけです。
もちろん、浅田彰さんの「構造と力」は避けて通れない道で、ちゃんと理解しながら読むということを自らに課したために、読破するのに非常に時間がかかりました。
ただ、今の生活や自分の人生にとってなにか糧になったのかどうかは、はなはだ疑問ですが。(なにも覚えてないし)
某企業の展示会で、いわゆる基調講演みたいなものの案内状が届きました。
その企業となんのつながりがあるのか不明でしたが、そこには浅田彰氏の名前があり、気付いた時には申し込みのFAXを送っていました。
もちろん仕事中にその講演を見に行ったのであります。
本は難しかったが、話は分かりやすかったです。当時の自分は、「どーせ聞いている奴らは理解していないのだろう」と内心バカにしていました。
その自分のバカさ加減に輪をかけたことを告白しすると、講演はほぼ最前列で聞いていましたし、しかも、講演の間じゅう必死にメモを取っていました。
残念ながらこちらも内容は全く忘れてます。
でも、自宅のどこかにそのノートがあるはず。
今日、探して読み返してみよう。
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